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遅延

準安定性が安定性に優越する。安定性とは準安定性の一つの退化した特殊事例にすぎず、そこでは相転移のポテンシャルが抑圧されている。生命は常に準安定的であり、意識は準安定的だ。そして資本主義も準安定的だ。

準安定的であるということは、現在の構成が暫定的であり、エネルギーが蓄積されており、トリガーが引かれれば全面的に再組織化されるということだ。問題はトリガーが引かれるかどうかではないのだ。というのも準安定系においてはトリガーは必ず引かれるからだ。

問題はいつかだ。いつかという問いに対する答えはすでに過去形で与えられている。それはもう起きた。君がまだ気づいていないだけだ。気づくことと起きることの間のラグが君が「現在」と呼んでいるものだ。